9調査点における干潟環境と生物群集の特徴

 9調査地点における干潟環境と生物群集を下の表に示す。
            調査点
 項目
St.1
南海橋
St.2
北島橋
St.3
観海閣周辺
St.4
布引
St.5
亀ノ川河口
St.6
名草ノ浜
St.7
自然博物館前
St.8
西広海岸
St.9
日高川河口




地形 河川水と海水の混合域。ヨシ原が発達。変化に富んだ地形、地盤高を有す。 河川水と海水の混合域。紀の川最下流の干潟。 干潟奥部に位置する。変化に富んだ底質。高潮部は石積み護岸。 地盤高が低い軟泥地。中、高潮部はコンクリート護岸。 和歌川河口干潟内の海水の出入口。冬季はノリ養殖が盛んで浚渫も盛ん。高潮部はコンクリート護岸。 外海に面する人工的に造成された砂浜。夏季は海水浴場になる。 小規模ながら生物相に富む。 安定した砂質の前浜干潟。河川影響をほとんど受けない。 和歌山県を代表する河口干潟。干潟後背地に塩性植物群落が発達。
面積 不明 不明 St.3〜5合わせて約35ha 約12ha 不明 約10ha 約20ha
勾配 1/8〜1/33 1/8〜1/89 1/13〜1/48 1/502 1/8〜1/382 1/8〜1/132 1/13〜1/33 1/10〜1/199 1/13〜1/189
底質粒度 泥〜砂泥 砂〜砂泥 砂泥 砂泥 礫混じり砂〜砂泥 礫混じり砂〜砂泥
流れ 河川流、潮汐流 河川流、潮汐流 弱い潮汐流(但し澪筋は速い) 主に波浪 弱い潮汐流 主に波浪 河川流、潮汐流
塩分(最低値) 9.4 10.4 10.6 18.5 25.8 25.7 30.5 31.5 3.6
後背湿地 × × × × ×




マクロベントス
(湿重量:g/0.125m2)
(11.8)
ゴカイ、チゴガニ、ハクセンシオマネキ、ヤマトシジミ
(1.8)
ゴカイ、ミミズ綱
(71.3)
コメツキガニ、ホソウミニナ、オキシジミ
(147.9)
アサリ、ホトトギスガイ
(0.3)
アシベマスオガイ、スナモグリ属、ヒサシソコエビ科、ゴカイ綱、紐形動物門
(0.4)
ヒサシソコエビ科、ニッポンオフェリア
(2.7)
エドガワミズゴマツボ、ケフサイソガニ、ヤマトオサガニ、コアシギボシイソメ、コケゴカイ
(1.2)
イトゴカイ科、バカガイ、スナモグリ属
(2.7)
カザリゴカイ科、カワザンショウガイ、ユンボソコエビ科、チゴガニ、ヤマトオサガニ
メガロベントス (総種類数48)
ユビアカベンケイガニ、アシハラガニ、シオマネキ、ヤマトオサガニ、ヒメヤマトオサガニ、トビハゼ、チゴガニ、アシハラガニ
(総種類数50)
カノコガイ、スナガニ、ケフサイソガニ、シロスジフジツボ、ヤマトオサガニ、ヒメヤマトオサガニ、チクゼンハゼ
(総種類数86)
ホソウミニナ、シロスジフジツボ、アラレタマキビガイ、タマキビガイ、ハクセンシオマネキ、コメツキガニ、チゴガニ、オサガニ、エドガワミズゴマツボ、トリウミアカイソモドキ、マガイ
(総種類数93)
ホソウミニナ、ケフサイソガニ、アラレタマキビガイ、タマキビガイ、シロスジフジツボ、ヤマトオサガニ、ユビナガホンヤドカリ、ユウシオガイ
(総種類数79)
スナガニ、コメツキガニ、ムギワラムシ
(総種類数105)
スナガニ、ムギワラムシ
(総種類数90)
ケフサイソガニ、アナジャコ属、マゴコロガイ、ヤマトオサガニ、ヒメヤマトオサガニ
(総種類数132)
ゴカイ綱、バカガイ、アシベマスオガイ、ヒサシソコエビ科、スナガニ、コメツキガニ、ニホンスナモグリ
(総種類数99)
カワザンショウガイ、ユビアカベンケイガニ、クロベンケイガニ、ハクセンシオマネキ、アシハラガニ、チゴガニ、ヒメヤマトオサガニ
魚類 (総種類数10)
キチヌ、トビハゼ、ウロハゼ、ヒメハゼ、マハゼ
(総種類数11)
コトヒキ、ヒイラギ、ボラ科、チクゼンハゼ、ウロハゼ、ヒメハゼ、マハゼ
(総種類数17)
ヒメハゼ、マハゼ、ヒイラギ、クサフグ
(総種類数20)
クロサギ、ヒメハゼ、ヒイラギ
(総種類数14)
ヒメハゼ、クロサギ、ボラ、ヒイラギ
(総種類数18)
ヒメハゼ、マハゼ、ヒイラギ、クサフグ
(総種類数10)
ゴンズイ、トサカギンポ、サツキハゼ、トビハゼ、ウロハゼ、スジハゼ
(総種類数29)
アカエイ、ウナギ、ゴンズイ、コトヒキ、ヒメハゼ、ミミズハゼ
(総種類数35)
コトヒキ、ヒメハゼ、アベハゼ、マサゴハゼ、ウロハゼ、トビハゼ
海藻草類 (なし)
(総種類数2)
アオサ属
(総種類数1)
アオサ属
(総種類数6)
アオサ属、アマモ
(総種類数5)
アオサ属、アマモ
(総種類数5)
アオノリ属、アオサ属
(総種類数3)
アオノリ属、アオサ属、ムカデノリ科
(総種類数16)
マクサ、ヒメテングサ、アマモ、
(総種類数2)
オゴノリ